Overseas business
アジアから世界へ。
日本の技術力で
途上国における
食品ロスを減らし、
生産者の生産性向上に
貢献する。
先進国では食べ残しや賞味期限切れなど
「消費」ができないことで
食品ロスが発生しますが、
途上国では機械化されていないことによって
適切な乾燥調製ができず、
「生産」と「収穫後」に
多くの食品ロスが発生しています。
世界には、機械化の進んでいない
国や地域がまだ多くあります。
当社は日本の技術力を
活かした製品開発を行い、
より多くの国で私たちの製品を広め、
食品ロスの解決と現地生産者の
生産性向上に取り組んでいきます。
世界三代穀物の一つである「米」。そのほとんどは、アジアで作られその生産量は日本の約60倍です。当社は1980年代から、主に精米関連機器の海外への販売をスタートし、韓国、台湾、中国、アメリカ、ウルグアイへ輸出しています。その後、2012年には中国蘇州に「蘇州瑞穂機械有限公司」を設立し、海外向けに販売している穀物乾燥機の製造を始めました。現在、穀物乾燥機は中国をはじめ、フィリピン、インドネシア、カンボジア、ベトナムの5カ国に販売実績があり、そのほかの東南アジア各国にも市場の開拓を進めているところです。また、海外で多く食べられている長粒種と呼ばれる粒が細長い米に対応した精米機についても、フィリピンをメイン市場に販売を進めています。

国際連合食糧農業機関(FAO)の調査では、世界の飢餓人口は約8億人以上とされ、これは9人に1人が飢餓状態であることを意味します。飢えに苦しむ人々がいる一方で世界では毎年約13億トンもの食料が廃棄されており、これは世界全体で生産された食料の1/3もの量となります。食品別では米を含む穀物は廃棄量全体の約30%を占め、毎年4億トンが廃棄されています。日本の米の生産量は年間で約1,000万トン(籾重量)ですので、比較すると約40倍以上の穀物が廃棄されていることが分かります。

食品ロスが発生する原因は先進国と途上国では大きく異なります。先進国では食べ残しや賞味期限切れなど「消費」できず捨てられている一方で、途上国では「生産」と「収穫後」に多くの食料が廃棄されています。 飢餓人口の3分の2を占めるアジア地域の開発途上国は日本と同じく米が主食ですが、米を収穫した後の貯蔵段階で多くの廃棄が起こっています。米は長期保存のために収穫後の乾燥調製が必要ですが、途上国では機械化が遅れているため適切な乾燥調製ができずに腐敗させてしまい、その結果多くの米が廃棄されてしまっています。 途上国の食品生産工程における廃棄を無くすことでより多くの食料を確保することが可能になります。さらに、廃棄される食品が減ることで、生産者の収益も増え、生活基盤の安定につながり、飢餓から抜け出すための一歩となります。

私たちはこれまで乾燥調製技術で日本の食の発展に貢献してきました。そして長年日本で培った技術力を基に、世界の食に合わせた穀物乾燥機と精米機の開発をしています。日本との米の違いや、機械の使用環境の違いで開発には多くの苦労がありますが何度も現場に足を運び、繰り返し試験を重ねて改良を続けています。機械化の進んでいない国や地域はまだ多くあります。これからも製品の性能向上を続けて実績を増やし、より多くの国で私たちの製品を広め、飢餓と食品ロスの解決に取り組んでいきます。

日本の生産者の方々には広く知られている当社の機器ですが、現地での知名度はまだまだ低く、また現地メーカーの製品に比べ高価なため、エリアごとにモデルケースを作り実際に現場を視察していただくなど、堅実に市場拡大を進めています。培ってきた技術力を活かした当社の機器は、食品ロスが非常に少なく、高品質な米になるため、導入いただいた生産者の方々には大変喜ばれています。アジアで実績を積み重ね、世界に山本ブランドを確立していきます。


YAMAMOTOの技術で、
世界中の人々に貢献したい
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先進国では食べ残しや賞味期限切れなど
「消費」ができないことで
食品ロスが発生しますが、
途上国では機械化されていない
ことによって
適切な乾燥調製ができず、
「生産」と「収穫後」に
多くの食品ロスが発生しています。
世界には、機械化の進んでいない
国や地域がまだ多くあります。
当社は日本の技術力を活かした
製品開発を行い、
より多くの国で
私たちの製品を広め、
食品ロスの解決と現地生産者の
生産性向上に取り組んでいきます。