判別時間1秒以下。
プラ分別作業を、より速く・スムーズに
プラスチック材質判別装置
ぷらしるTAct™(タクト) [Placil TAct™/PIS-080]
ぷらしるTAct™は、リサイクル現場でのプラスチック分別作業を、より速く・スムーズに行うために開発された、据置型のプラスチック材質判別装置です。
山本製作所は、ハンディタイプの材質判別装置「ぷらしる」を通じて、手ざわり・弾力・匂い・燃え方など、熟練者の経験則に頼りがちだった材質判別作業の標準化をサポートしてきました。
一方で、実際の分別作業では
●判別に時間がかかる
●機器を持つことで手がふさがる
●透明なものや凹凸のあるものは判別しにくい
といった、運用上の課題も見えてきました。
ぷらしるTAct™は、こうした課題を踏まえ、対象物をかざすだけで素早く判別できる据置型として開発されました。単に材質を判別するだけでなく、分別作業の流れを止めにくい、現場で使いやすい材質判別装置を目指しています。
特定の材質だけを取り出したい(除去したい)
材質判別に時間がかかり、大量のプラスチックを分別しにくい
プラスチックを炙って臭いを確認するなど、危険な作業を止めたい
判別のたびに機器を持つ必要があり、手がふさがってしまう
既存の材質判別装置は高額で、導入しにくい
透明プラや凹凸物は、測定しにくい場合がある
プラスチック材質判別装置
「ぷらしるTAct™」で
その悩み、全て解決いたします。
対象物をかざすだけで、1秒以内で材質判別。大量のプラスチックもテンポよく分別できます。
機器を持ち続ける必要がない据置型。両手を使って、分別作業を進められます。
反射測定と透過測定を組み合わせ、非接触で判別。透明なものや凹凸のある対象物にも対応しやすい設計です。
リサイクル現場での材質判別に必要な機能を見極め、製品仕様を最適化。コストを抑え、導入しやすい価格を実現しました。
01

光源が点灯するまでの時間を見直すとともに、現場の実情に合わせて判別対象を8種類に最適化。1秒以内の判別時間を実現しました。
02

機器を持ち続ける必要がなく、分別作業の流れを止めにくい据置型です。作業環境に合わせやすい昇降機能も搭載しました。
03

知識や経験によらず分別作業ができるように判別表示は「材質名」だけでなく、「数字」「アルファベット」「色」など、現場の運用に合わせて変更できます。誰でも認識しやすい表示で、分別ミスの防止につながります。
04

ぷらしるTAct™は、近赤外分光センサ1個に対し、反射測定用と透過測定用、2つの光源を配置しています。反射測定では、対象物に照射した光の反射光を測定し、透過測定では、対象物を透過した光を測定します。さらに『TAct』には、判別対象となるプラスチックについて、反射・透過それぞれでデータ採取したライブラリを内蔵。判別時に取得したデータを2つのライブラリと照合し、より数値の高い結果を最終的な判別結果として表示します。これにより、透明体や凹凸物など、対象物の状態に左右されにくい判別を実現しました。
既存の近赤外分光法によるハンディタイプのプラスチック材質判別装置は、材質を判別することはできても、実際の分別作業では運用上の課題がありました。
例えば ●判別に時間がかかるため、多量のプラスチックをテンポよく判別しにくい ●片手または両手がふさがるため、作業の流れが止まりやすい ●透明なものは判別しにくく、接触式のため凹凸のあるものは測りにくい
ぷらしるTAct™は、そうした分別現場での運用上の課題を解決するために、「実際の分別作業で使いやすいこと」を重視して開発されたプラスチック材質判別装置です。目指したのは、単なる材質判別ではなく、分別作業をよりスムーズに、滞りなく進めやすくすること。
人を選ばない使いやすさと、対象物に左右されにくい判別で、分別を滞らせず、資源循環へとつなげます。
一般的なプラスチック(樹脂)の見分け方には、「燃やして判別」「透明度で判別」「曲げて判別」「水につけて判別」などがあります。 ただし、全て手間と時間がかかってしまいます。 現状では、プラスチック(樹脂)の材質判別において、知識と技術を兼ね備えた熟練者に頼らざるを得ない企業が多いというのが実情です。
燃やして判別
燃やして判別する方法とは、樹脂素材を燃やした時に起こる現象を確認して見分ける方法です。「黒煙が出る・出ない」で確認する以外にも、燃え方や臭いなども見分ける方法として使われます。
| 特徴 | プラスチック(樹脂)の種類 |
|---|---|
| 黒煙が出ない | ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、アクリル(PMMA)、ポリアミド(PA)、ポリアセタール(POM) |
| 黒煙が出る | ポリスチレン(PS)、ポリ塩化ビニル(PVC)、 ABS合成樹脂(ABS)、ポリカーボネート(PC) |
透明度で判別
透明度で判別する方法とは、樹脂の素材の色味で見分ける方法です。
| 特徴 | プラスチック(樹脂)の種類 |
|---|---|
| 無色に近い透明 | ポリスチレン(PS)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、アクリル(PMMA)、ポリカーボネート(PC) |
| 半透明、乳白色 | ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリアセタール(POM) |
| 不透明 | ポリ塩化ビニル(PVC)、ABS合成樹脂(ABS) |
曲げて判別
曲げて判別する方法とは、樹脂素材を曲げた時に「割れる」「白くなる」「変化がない」といった違いによって見分ける方法です。
| 特徴 | プラスチック(樹脂)の種類 |
|---|---|
| 割れる | ポリスチレン(PS)、アクリル(PMMA) |
| 白くなる | ポリ塩化ビニル(PVC)、ABS合成樹脂(ABS) |
| 変化がない | ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP) |
水につけて判別
水につけて判別する方法とは、水の中に樹脂素材を入れた時に「浮く」または「沈む」を確認して見分ける方法です。
| 特徴 | プラスチック(樹脂)の種類 |
|---|---|
| 浮く | ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP) |
| 沈む | ポリスチレン(PS)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリ塩化ビニル(PVC)、アクリル(PMMA)、ポリカーボネート(PC) |
黒色のプラスチック(樹脂)は材質判別できますか?
黒色プラスチック(樹脂)は近赤外線を吸収してしまうため、反射する光の波形を測定することができず、材質を判別することはできません。ただし、比較的濃いグレーでは材質判別できるケースもありますので、一度弊社にご相談いただければ幸いです。
透明なプラスチック(樹脂)は材質判別できますか?
ぷらしるTAct™は、反射測定と透過測定を組み合わせて判別するため、透明プラスチックでも反射板を使わずに判別しやすい設計です。
どのくらいのサイズ・厚さまで材質判別できますか?
ぷらしるTAct™は、1cm角以上のサイズの判別を得意とします。厚さに関しては、光を通過する透明なフィルム状であっても判別可能です。
トライアルで利用すること(レンタル)は可能ですか?
申し訳ございませんが貸し出しは行っておりません。デモ機の在庫状況により実演可否が変わりますので、一度ご相談ください。
定期的に交換が必要な消耗部品はありますか?
特にありません。
故障した場合のサポートはどうなっていますか?
症状によりますが、現地で直せない状況の場合、弊社(山形県)にお送りいただき診断いたします。
販売実績300台超。誰でも・簡単に・同じ基準で材質を判別できる、ハンディタイプの材質判別装置です。