栃木県でリサイクル事業を営む同社では、毎月1回、アームロールコンテナ約8立方メートル分のプラスチック廃材が発生していました。製品プラスチックを分解した後の選別工程では、材質の判別が難しく、再資源化できずに廃棄してしまうケースも多くあり、処理費用や保管スペースの確保が大きな課題となっていました。
こうした課題を解決するため、同社は誰でも簡単に材質を判別できる「ぷらしる」を導入。ハンディタイプで軽く、持ち運びがしやすいため、現場内での使用もスムーズに行えます。高い操作性と使い勝手の良さも、導入を後押しする決め手となりました。
導入後は、誰でも・簡単に・同じ基準でプラスチックの材質を判別できるようになり、廃材処理量を約70%削減することに成功。社員の分別意識も向上し、「自分たちの行動がコスト削減につながる」という意識が社内に浸透しました。今後は、さらに多様な素材のリサイクルに取り組み、より効率的な資源循環の実現を目指しています。