都城市と近隣市町村の環境保全に努める同社には、主にスーパーマーケットから回収された魚箱と、家電量販店から回収された家電梱包用の発泡スチロールが集まります。回収された発泡スチロールは発泡スチロール減容機で減容され、約1/50の容積のインゴットとなり、リサイクル工場へ出荷されています。
同社はそれまで他社製の発泡スチロール減容機を使用していましたが、「暖機運転に時間がかかる」「処理能力が足りない」といった問題に加えて、完成品のインゴットが重量物であるため高齢化が進む作業員にとって大きな負担となっていました。
そのような中、同社は発泡スチロール減容機 ハイメルター RE-E502への更新を決定。暖機運転がわずか10分になること、処理能力が1時間あたり50kgと大幅に向上すること、そして完成品のインゴットが約半分の重さになることで、高齢者や女性など誰もが作業できるようになることを期待しての導入となりました。
同社の担当者様に「導入して良かった点」を伺ったところ、「従来は発泡スチロールの減容作業に1日近くかかっていた作業が、この機械の導入により約半分の時間に短縮された」「完成品のインゴットが軽量化され、作業員の腰への負担が大幅に減少した」「従来機では対応できる材料が発泡スチロール(EPS)に限られていたが、ハイメルター導入により処理可能な材質が増え、リサイクル率の向上が見込まれている」など、たくさんのメリットを挙げていただいております。