技術職の仕事
企画
営業担当者と協力し、業界の動向やユーザーのニーズを調査しながら、これからどのような商品が求められるかを分析。新商品を企画します。コンセプト、仕様（スペック）、価格、開発スケジュールだけでなく、販売戦略の立案にも協力し、経営陣へプレゼンテーションを行います。
設計
コンセプトや仕様（スペック）を満足する商品を形にするため、設計書や図面を作成し、その後プロトタイプ（試作モデル）を製作します。 電子制御部については、プロトコルの構想・基板設計・制御プログラムの開発を行い、製作したプロトタイプに組込みます。 課題を解決するために新しいアイデアを考え出す作業は、技術職にとって最も大切な仕事です。
試験
プロトタイプ（試作モデル）を用いて様々な評価試験を行い、企画時に設定した仕様（スペック）が満たされているかどうかを確認します。仕様（スペック）が満たされていない場合は、改良を実施。目標値をクリアする（仕様を満足する）までトライ＆エラーを繰り返します。
生産立ち会い
自分が企画・設計した商品が想定通り作られているか確認を行います。加工や組立てがしにくい箇所がないか工場で働く方からヒアリングし、必要に応じて設計変更を行います。自分が企画・設計した商品が完成し出荷される姿を見ると、身が引き締まります。
稼動確認
自分が企画・設計した商品が、ユーザーのもとで想定通りに動作しているか確認を行います。商品が想定通り動作し、ユーザーから感謝や応援の言葉をいただければ、この上ない達成感を得ることができます。そして、この達成感が次の商品開発へのモチベーションになります。