キャリアプラン

若手、中堅、ベテラン。
立場が変わることで働き方や責任も変わります。
それぞれの立場での“やりがい”を聞いてみました。


入社

飯田 泰地農機事業部/技術部/農機グループ

私は、穀物乾燥機の設計開発を行っています。「最新鋭の乾燥機を世の中に出す」という目標に向かい、乾燥機の構想、設計、試作、性能試験、量産準備、企販機対応までを約1年の期間で進めています。パソコンに向かい3D CADを用いて黙々と設計の時もあれば、つなぎにヘルメット姿で試作・試験とアクティブに作業する場面もあり、幅広い業務内容となっています。現在乾燥機の開発は4人のチームで行なっており、私は、主に機械本体の設計を担当しています。チームで協力しながら、知恵を出し合い、ひとつの商品を創るという事に非常にやりがいを感じます。穀物乾燥機は当社の主力製品であるため、年間生産台数が数千台と数が多く、ひとつのミスが数千人の生産者の方々にご迷惑をかけてしまいます。そのため、強いプレッシャーのなか設計をしていますが、自分のアイディアを搭載した乾燥機が日本全国で使われていると思うと、モチベーション高く仕事に向き合う事ができています。

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13

菅野 祐介ソリューション事業部/技術部/環境グループ

私は間伐材や製材所で発生するおが屑を圧縮成型した物を燃料とする暖房機、木質ペレットストーブの開発を行っています。日常的に営業部と情報交換し、市場ニーズを把握、他と差別化した商品を企画します。仕様を決めたら、3D CADなどの開発ツールを用いて構成部品を設計・試作し、狙った性能が出るか試験などを行い確認します。木質ペレットストーブ開発チームは、リーダーを務める先輩、私、後輩とで編成されています。リーダーを中心に週毎のミーティングで、ざっくばらんに進捗を報告し合いながら業務を進めています。私にはリーダーのサポートと後輩への相談、アドバイス役としての責任がありますが、自分の業務が立て込んでいるとき等は、周りに目を向けられていないなと反省することも多いです。その中でチームの力を合わせて困難な課題を乗り越え、無事に商品を発売でき、ユーザー様から良い感想をいただけたときは、一番嬉しい瞬間で次への活力になっています。

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20

八島 一樹ソリューション事業部/技術部/環境グループ

現在私は、環境機器(リサイクル機器)全般の開発戦略策定や新商品の企画をしながら、量産化の設計実務とそのマネジメントを行っています。前者は市場調査から事業計画に基づいた新製品の提案やモデルチェンジ内容の承認をとる業務。後者は構想を具現化し実用化に結び付ける業務です。私たちが手がける環境機器の役割は、日々の生活の中で役割を終えた資源を、形を変え、付加価値をつけて甦らせること。そしてその過程で必要な安心安全な雇用を創出することです。普通に生活していれば気づかないことですが、私たちが生きていくうえでなくてはならないことですし、地球の将来へ向けての大きな責任を感じています。また、当社は最終製品メーカーであり、自分たちの発想力と技術力次第で「想いをかたちに」できるチャンスがあります。設計チームによる組織力と技術者個人のスキルを日々磨くことで、より良い製品を開発できることに大きなやりがいを感じています。

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峯田 稜也農機事業部/営業部/東北営業所

私は本社と併設している東北営業所で、福島県会津エリアの営業を担当しています。
農業関連機器事業の営業担当のため、販売店様を回り当社の主力製品である穀物乾燥機などを推進・販売する事が主な業務となります。販売後は、製品の納品組立や機械のメンテナンス・修理などのアフターサービスも行っています。私は入社して今年で4年目になりますが、わからない事がまだまだたくさんあります。わからない事は素直に先輩社員に聞いて勉強し、またそれを後輩に教え、後輩からも頼られるように日々頑張っています。当社の製品を販売店の方と一緒に生産者の方々に推進し購入して使用いただき、展示会等で「買って良かったよ」、「良い機械だったよ」と笑顔でお声を掛けていただけるのがこの仕事をしていてやりがいを感じる瞬間です。
また、修理で直せなかった内容が、直せる様になることは、少しずつではありますが自分がレベルアップしたなと実感します。

入社

遠藤 ゆかソリューション事業部/営業部/環境グループ

私は、木質ペレットストーブ販売に関する営業をしています。ひと言で営業といっても業務の内容は多岐にわたっていて、ユーザー様への商品説明や販売体制の構築、展示会への出展だけでなく、販売店への技能指導、より求められる商品の開発提案や市場調査、ユーザー様へ魅力が伝わりやすい広告宣伝を考えたりしています。
現在、私は全国的なエリアのペレットストーブ営業を1人で担当していますので、何事にも責任が大きい分、やりがいも感じています。例えば、商品の魅力を自分の言葉で説明しご購入いただける瞬間は、自分を信頼してくださっているのが分かりとてもうれしいです。また、製品の性能など、いただいた要望を技術部に伝え、より良い商品へ改良されたり、自分のアイディアが新商品へ盛り込まれ、より多くの皆様にお求めいただけることは、モノづくりを行う会社ならではの「やりがい」だと感じます。

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23

斎藤 公男ソリューション事業部/プラントグループ/グループリーダー

皆さんがスーパーでよく見かけるお米は、いわゆる「精米後の白米」ではないでしょうか。
私の業務は、収穫し乾燥調製した玄米を精米する、いわゆるアンカー(最終走者)的な役割の機械を提案しています。もちろん設置からアフターフォローまでも一手に担い、安心安全なお米を食卓に届けることが私の業務となります。「お米」と言っても実は様々な種類があります。一般的にご飯として食される「うるち米」、お正月にお餅として食卓を彩る「もち米」。その土地によって味が異なる日本酒も「酒米(さかまい)」という日本酒専用に育てられたお米からできています。お米に更なる付加価値を生み出すための精米関連機器を提案し、選んでいただけること。そして何よりも評価と感謝の言葉をいただけた時こそが喜びとやりがいを感じる瞬間です。現在はグループリーダーとして部下の育成・自らの目標達成・部門長のサポートなど、多岐にわたる業務で忙しい毎日です。しかしながら、これまでの経験から自分の想いをカタチにできることが増え、充実した日々を過ごしています。

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犬飼 悟太製造部/組立グループ

私は今、当社の主力製品である穀物乾燥機の生産ラインにて組立業務を行っております。また、7月~9月の稲刈りシーズンでは全国の営業所に出向き、時期サービス業務として自らが組立をした乾燥機のメンテナンスや、過去に先輩方が組み立てた乾燥機の修理などの業務も行います。
今年で入社4年目となり、後輩も増え、仕事上での責任が年々高まってきています。指導する側になり感じることは、後輩のレベルアップの手助けをすることは自分自身のレベルアップにも繋がるという事です。まさにこの瞬間が一番やりがいを感じています。
現在、製造現場での改善活動に力を入れております。1分1秒、そして1歩でも短縮できるよう日々の業務を見直し、また作業者が労力を軽減するための“軽労化”できる作業現場づくりにも力を入れています。

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10

青木 優太製造部/塗装グループ

現在私は、粉体塗装と溶剤塗装を使用し塗装する業務を行っています。山本製品の大半は、環境や人体に悪影響を及ぼすことの無い粉体塗装を使用しています。お客様に喜ばれる塗装仕上がりを目指し、日々の仕事に取り組んでいます。
中堅社員として、塗装仕上がりの品質管理にも気を配る毎日ですが、「自分で塗った製品がどれだけの仕上がりになるのか」「皆がもっと楽になるための作業効率アップをどう図るべきか」を常に考えています。日々の業務を楽しく行えることが、自分自身にとっても気持ち良く毎日を過ごせる活力に繋がります。コミュニケーションを取りながらチームがひとつになる。そんな塗装グループで仕事ができることってやっぱり“楽しい”です!

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19

大泉 雅彦製造部/加工グループ/グループリーダー

加工グループのグループリーダーとして、グループの目標設定や職場内の人員配置、教育計画、設備管理、生産調整、材料管理などを行っています。加工グループでは大型の機械を使い、鉄板から必要な形に抜き出して、曲げ加工を行い、それらを組み合わせて溶接し製品を作る板金と呼ばれる仕事と、鉄を削っていき精密な製品を作る機械加工の仕事があります。どちらの仕事も無から有を生み出す仕事です。ここはモノづくりの始まりの場所なので、万が一ミスがあれば全てに影響を及ぼす可能性があります。そのため緊張感をもって仕事をしなければなりません。また機械を多く使用する為、それぞれの安全教育と設備保全が大切です。加工グループは若手が多く、その若手が成長し一人前に育っていく過程を見れること、難しい加工でもみんなで挑戦しアイディアを出し合い形に出来た時の達成感、昨日出来なかった事が出来るようになることが、今の私のやりがいです。

入社

奥山 義隆海外事業部

私は、海外向けの穀物乾燥機の設計開発を担当しています。海外仕様では求められる処理量が多く、国内機より大型の機械となります。これまで先輩方が築き上げてきた技術を受け継ぎながら設計業務をしております。設計開発業務以外にも、主に東南アジアのお客様の乾燥施設を訪問し、機械の稼働確認や修理・メンテナンスも行います。お客様と代理店の方々の期待を越えるような機械を開発することが、今の私の大きな責任です。そのためにも自身のスキルアップ、情報収集、営業・製造部門との連携を強化し、これらを継続する必要があります。海外市場は未知の市場だったこともあり、想定外の機械のトラブルもありました。このトラブルをひとつずつ解決し、次の開発に向けたノウハウの蓄積も技術者としての責任だと思います。
私は入社三年目から海外事業を担当しています。若い時から海外で仕事ができていることは貴重なことであり、大きなやりがいを感じています。

入社

11

大場 俊論海外事業部

現在私は、海外(主に東南アジア)へ乾燥機や精米機を販売しています。製品を販売するだけではなく、販売する仕事以外にも実際の現場の声を聴くため、現地を訪問し情報収集を行います。また、部品交換・修理を行うこともあります。日本も海外も同様で実際に顔を合わせて話をすることが非常に重要だと実感しています。自社製品の強みを説明し、納得して購入してもらうことを心掛けています。営業活動の中での喜びは、私たちが販売した乾燥機や精米機を喜んで使っている姿をみることです。食に関わる企業として、お米を調製加工する時のロスを少なくし、世界の食糧生産に貢献する事が私たちの使命です。現在は中堅的な立場として、関係各部署の調整を行いスムーズに物事を進めていくことにやりがいを感じています。私は以前技術的な仕事をしていた経験があるため、色々な方々と仕事をしたつながりが自分の強みだと感じています。提案、販売、アフターサービス、と総合的な対応が求められており、今までの経験が問題解決の近道となっています。機械の説明をする際も技術的な仕事の経験があって良かったと実感しています。

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28

菅野 純一海外事業部

東南アジアや中国の農業は、日本に比べまだまだ発展途上にあります。主食であるお米についても、品質や生産性が悪いのが現状です。それらの地域に、私たちの製品を提供し生産者の品質や生産性向上を後押ししています。私はこれまで、国内の穀物乾燥機に長年携わってきましたが、今は海外向け乾燥機設計を担当しています。乾燥機の技術者として、製品を企画し「山本製品」として海外向け乾燥機を送り出しています。設計で終わりという訳にはいきませんので、海外の製造現場や使用現場等あらゆる現場で現場主義を実行しています。これまで日本は見てきましたが、海外はまた違う景色があり色々と刺激を受けています。技術者は、性能や操作性等を向上させるためのアイデアが必要になります。世の中にないアイデアが生まれれば会社で特許を申請し、登録になれば、自分の特許として公開し名前を残すことができます。今では、会社にとっても自分にとっても多くの財産になっています。


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