私たちの仕事は、お客様の期待に応えるのはもちろんのこと、現場に足を運び、現場を見て、現場の声に耳を傾けることでお客様自身も気づいていない課題や、問題の真の原因を発見し、これを解決することで満足を超えた感動を提供することだと考えています。
この課題解決は1人の力ではなしえません。
私たちは、営業・技術・施工の3部門の担当者がそれぞれの個性や強みを持ち寄ることで多角的な視点で課題に取り組み、チーム力を活かした課題解決を行っています。
営業
齋藤 公男(さいとう きみお)
山本製作所に新卒入社後、精米営業一筋で27年になります。今年で45歳になりますので、人生の約6割を精米営業に捧げていることになりますね。
妻と過ごした時間よりも長いですよ。笑
現在の担当業務は、主にお客様への提案営業と精米営業のマネジメントですが、これまで多くのレイアウト設計や修理・メンテナンスに取り組んでまいりましたので精米プラント全体のことから各機器の詳細まで精通していると自負しています。
この仕事は奥が深いので本当に飽きないですね。一生の仕事だと思っています。
特に「お客様より信頼されご相談いただいた時」「お客様の想いを汲み取り自分の考えるベストの提案がかたちになった時」、「その提案がお客様の抱える課題や悩みを解決できた時」にやりがいを感じます。
「ありがとう」や「任せて良かった!」なんて仰っていただけた時にはそれまでの疲れも吹っ飛びますよ。この仕事の醍醐味だと思います。
営業・技術・施工の3部門が垣根無く、常にコミュニケーションを取りながら一体となってお客様の問題解決に取り組めるのは当社の強みですね。
小規模な組織だからかもしれませんが…笑
機器開発に関しても、技術だけの考えではなく、営業と技術が一体ととなり「お客様は何を求めているのか?」を何度もお客様にヒアリングし開発に反映させています。
今後も小規模組織ならではのチーム力やフットワークを活かし、お客様が困った時、悩んだ時に真っ先に相談される企業でありたいと思います。
技術
秋場 憲二(あきば けんじ)
私は入社から30年、業務用精米機器の設計・開発に携わってきました。
途中、品質管理部門も経験しながら、現在は業務用精米機器に関わる技術部門の責任者として、グループ全体のマネジメントを行っています。
私のミッションは、お客様や精米業界が抱える課題を解決する製品を生み出すことで、お米の実需者や消費者に満足を提供し、業界の発展に貢献することです。
技術・営業ともに経験豊富なベテランを抱える一方、若手社員も多いですが、お客様や市場が要求する品質に対して最適な仕様にするためのアイデアを出しながら、若手社員が力を発揮できるような後方支援や教育を行うよう努めています。
彼らが、困難なことに挑戦して新たな知識や経験を獲得してくれた時、主体的に担当業務に取り組んで成長し笑顔で結果を報告してくれた時など、リーダーをやっていて本当に良かったなと思いますね。
開発側である技術と販売側である営業、そしてベテランと若手が密にコミュニケーションを取りながら製品開発に取り組めること。そして、施工や製造とも意思疎通が取りやすい環境にあることは私たちの強みです。
今後は技術と営業の若手社員にベテランのノウハウを承継しながら、さらに連携を強化していくことが必要だと考えています。
技術はお客様のもとに積極的に足を運び、現場や市場の変化を敏感に感じ取ること。
営業は製品開発に積極的に関わり、自身が関わった製品として自信と愛着を持ってお客様に提案すること。
ここまでが自分の仕事だと安易に線引きせずに、お客様や業界が抱える課題を解決するために一つのチームとして挑戦し続ける組織でありたいと思います。
施工
片桐 雅樹(かたぎり まさき)
私は1991年の入社以来、一貫して精米工場および共同乾燥施設、カントリーエレベーターのプラント設計・工事に携わってきました。
現在は、設計・工事の管理全般をはじめとして、お客様の軽労化・省人化をサポートできるような新技術の開発を担当しています。
私たちの仕事の価値は「お客様の理想のオーダー」を設計プランとして具体化した上で、工事を安全に完成し引き渡しするのはもちろんのこと、実際にお使いいただいた時にお客様の期待をどれだけ超えられるかにあると思います。
困難な工期、敷地・建屋の制約によるレイアウトの難しさ、新しい機能の完成などハードルはいくつもありますが、これを乗り越えてお客様の想いをかたちにできた時、そしてお客様に設備や操作性についてお喜びいただけた時は、この仕事をやっていて良かったと思いますね。
私の考える山本製作所の強みは、各部門に経験豊富な専門家が揃っていること、営業や技術、製造など各部門の連携が良いことです。
社外では、協力会社と全国的なネットワークを構築することで、お客様のご要望に迅速に対応できる体制を築いています。
私たちを取り巻く環境は不確実性を増し、未来の予測が難しい状況ですが、環境変化に柔軟に対応できるように増設も可能な拡張性のある提案や、軽労化・省人化をサポートできるようなシステムの準備を進め、今後もお客様に安全で安心なプラントをお届けしたいと考えています。