01

木質ペレットとは

What is
a wood pellet?

100%木材由来のエネルギー

燃料である木質ペレットは、主に間伐材や製材所のおが屑などの木材を粉々に砕いて乾燥し、圧縮成形して作られています。今まで活用されてこなかった木材を暮らしに活かす、新しいエネルギーのかたちです。

⽊質ペレットの種類

木質ペレットには「ホワイト」「全木」「バーク」というおおまかに3つの分類があります。
「ホワイト」には樹皮が含まれておらず、一般的には燃やした時の発熱量が高く、燃やした後の灰が少ない特長があるといわれています。「全木」や「バーク」に比べ、製造工程で樹皮をはがす手間がかかるため、価格は他の種類と比べやや高めです。灰が少ない分、掃除の手間が減るので、日常的に使いやすいペレットです。
「全木」は樹皮と芯が混ざっており、全国で広く流通しています。
「バーク」は樹皮のみで作られたペレットで、燃やした際に灰の量が多いため、国内では発電用に流通しているものはありますが、ペレットストーブ用としてはほとんど流通していません。当社のペレットストーブでは、「ホワイト」と「全木」ペレットのみ使用でき、「バーク」は使用できません。

適したペレット

ペレットストーブでの使用に適している木質ペレットとは、サイズが一定で、粉が少なく、燃やした際に灰が少ないものです。太さは6mmか7mmのものをご使用ください。それ以外の太さのペレットを使用すると、ペレットを燃焼皿(ロストル)へ運ぶスクリューが詰まったり、ペレットの供給量が安定しないなどのトラブルの原因となります。また、接着剤や木材以外のものが混ざっているペレットは、異常燃焼や部品破損の原因となりますので使用しないでください。

使用するペレットを変更する場合は、ペレットの供給量などのプログラム設定を変更する必要がありますので、取扱店へ設定の変更を依頼してください。また、品質の安定しないペレットを使用すると、日々の掃除の手間が増えたり、排気筒内へ蓄積する灰の量が多くなることが予想されます。排気筒内へ灰が溜まると不完全燃焼の原因になったり、部品の消耗が早まることがありますので、使用するペレットについては取扱店とよく相談し、安心して使用できるペレットを選びましょう。

⽊質ペレットの品質規格

日本では一般社団法人日本木質ペレット協会で発行している「木質ペレット品質規格」があります。またヨーロッパを中心に世界的に広く利用されているのは「ENplus規格」です。それぞれの品質規格では、ペレットを3段階に分類し認証しています。日本国内でも認証をとったペレットが流通しており、安心・安全なペレットストーブの使用のためにも、AあるいはA1の認証をうけているペレットの使用をおすすめします。

※一般社団法人木質日本木質ペレット協会では品質の高い順にA・B・Cのランクがあり、ENplus規格ではA1・A2・Bのクラスがあります。

木質ペレットの購入先

燃料となる木質ペレットは、ペレットストーブ取扱店や一部地域のホームセンター、インターネット通販等で購入可能です。多くのペレットは10kgごとにビニール袋に入った状態で販売されています。

「ホワイト」「全木」などの分類や見た目だけで、実際に燃やした時の灰の量などを判断することは困難です。また、それぞれのペレットの特徴(サイズや発熱量)によっては、ペレットストーブの燃料供給量などの設定変更が必要になる場合があります。使ってみたいペレットがあれば取扱店へ相談し、必要であれば設定の変更を依頼しましょう。


02

ペレットストーブとは

What is
a pellet stove?

燃料は木質ペレット

当社の木質ペレットストーブは、木質ペレット燃料専用のストーブです。薪や炭、木質チップなど、ペレット以外の燃料は燃やすことができません。

ペレットストーブの仕組み

ペレットストーブは、本体にある燃料タンクからペレットを自動で燃焼皿(ロストル)へ運び、内蔵された電気ヒーターで火をつけ、炎のエネルギーだけでお部屋を暖める暖房機です。
ペレットを自動で供給したり、電気ヒーターで点火させたり、燃焼したガスをファンで屋外へ排出するため、運転には家庭用の100V電源が必要です。

火力の調整やタイマー運転なども操作パネルで行えるので、初めての方でも簡単に操作することができます。

排気筒施工が必要です

ペレットを燃焼させるのに必要な空気は屋外(場合によっては室内)から取り入れ、燃焼させた後の排気ガスは、内蔵されている排気ファンで屋外へ排出されます。
そのため、ペレットストーブを室内で安全に使用するには、壁へ直径約140mm程度の穴を開ける工事を行い、屋外へ排気ガスを排出するための排気筒を施工する必要があります。

なお、排気筒の長さが長くなるほど排気が排気筒内へ滞留し、灰が溜まりやすくなります。排気筒はなるべく標準的な施工から延長せず、短い排気筒施工を心がけましょう。

室内の空気は汚しません

温風で暖めるタイプのペレットストーブは、お部屋の空気を取り込み、ストーブ本体で暖め、温風として吹き出します。燃焼した排気ガスの通る経路と室内へ吹き出す温風が通る経路は完全に遮断されていますので、お部屋の空気は汚しません。

煙突施工と排気筒施工

当社のペレットストーブの排気温度は260℃以下と温度が低いため、電力で排気ファンを回し、屋外へ強制的に排出させています。そのため、排気筒は屋根の上まで伸ばす必要はなく、軒下にとどめる程度の短い施工が可能となっています。

※現在当社で販売しているペレットストーブの排気温度は260℃以下になるよう設計されています。財団法人日本石油燃焼機器保守協会では、機器からの排気温度が260℃を超えるものに用いるのが「煙突」、260℃以下のものに用いるのが「排気筒」と分類しています。当社のペレットストーブでは「排気筒施工」もしくは「給排気筒施工」を行っています。
排気の温度が260℃以上の暖房機の場合は、屋根の上まで煙突を伸ばすことで自然と排気が先端から抜けていきます。(ドラフト)

お求めは取扱店へ

ペレットストーブの実演、商品説明、設置場所の相談、お見積、補助金の申請、ご購入、設置工事、アフターメンテナンス、ペレットの購入については、最寄りの取扱店へご連絡ください。

高気密住宅への設置について

近年、日本の住宅は気密性の高い建物が増えており、ペレットストーブにも高気密住宅対応の機種が増えてきました。高気密住宅に対応していない機種の場合、火がつかなかったり、うまく燃えなかったりなどの症状がでる場合があります。当社のペレットストーブの「高気密住宅対応」と明記されている機種は、密閉性を高めた構造にしているだけでなく、1台1台工場にて密閉度を測定する検査を行っていますので、安心して高気密住宅でご使用いただけます。

FF式とFE式

ペレットストーブの施工方法には、FF式とFE式と呼ばれる2種類の施工方法があります。FF式は、燃焼に必要な空気を屋外から取り入れ、燃焼させた後の排気ガスを屋外へ排出する方法です。FE式は、燃焼に必要な空気を室内から取り入れ、燃焼させた後の排気ガスを屋外へ排出する方法です。空気の取入れを屋外から行うか、室内から行うかで施工方法が異なります。
FF式の施工は室内の環境に左右されず安定して燃焼が可能ですが、FE式の施工では、建物の構造によっては換気扇などの影響をうけてうまく燃焼できない場合があります。特に高気密住宅へ設置する場合には、対応している機種かを確認し、FF式の施工を行いましょう。

可燃物との離隔距離

可燃物との離隔距離については、必ず各市町村の火災予防条例に従ってください。また、当社ではペレットストーブの機種ごとに可燃物との離隔距離を社内試験にて設定しておりまので、商品一覧ページよりご参照ください。

ペレットの消費量

1シーズンのペレット使用量は、使用期間や使用時間、使用火力によって異なります。たとえばPS-630F「ほのか」を使用した場合、最小火力(P1)で使用すると1時間あたり約0.5kg、最大火力(P4)で1時間使用すると約1.4kgのペレットを消費します。1日10時間使用した場合は、最小火力(P1)では約5kg、最大火力(P4)では約14kgのペレットを消費する計算になります。

実際の消費量の目安については、地域ごとに特徴がありますので、ぜひ取扱店へご相談してみてください。また、設置事例のページでは実際の消費量をインタビューし掲載していますので参考にしてみてください。

点火時の数分間、煙が出ます

点火の際には、ペレットが供給され始めてから火がつくまでの約5分間、白煙が排気筒先端から吹き出します。火がつくと徐々に白煙は収まり、燃焼が安定してくると排気ガスはほぼ透明になり、目視ではほとんど見えなくなります。

また、白煙がでている間は木が燃えるようなにおいがしますが、排気ガスが透明になると、においも徐々に弱くなり、1~2m離れるとほとんど気にならない程度になります。

ただし、近くに洗濯物などがあると、においが付着しますのでご注意ください。

外気の温度が低いときなどは、まれに白煙ではなく水蒸気が見えることもあります。

ストーブ正面と天板は高温になります

ペレットストーブは基本的には正面部分と天板部分は高温になりますので、お子様などが触れないよう十分にご注意ください。(輻射タイプのストーブ等、機種によっては側面も熱くなるものもあります)また、ストーブを囲う専用の安全柵なども取扱店より購入できますので、ぜひご活用ください。

安全性について

ペレットストーブは電力を使用することで、扱いが簡単なだけでなく「燃料供給の制御」「適切な冷却」「異常の検知」など安全に使用できる機能を備えています。より安全にお使いいただくために、信頼のできる当社ペレットストーブ取扱店に施工してもらい、正しい使い方とシーズンごとのメンテナンスを守りましょう。ストーブの取扱説明を受け、構造について理解することも大事です。


03

ペレットストーブの使い方について

How to use
a pellet stove

日々のお手入れ

ペレットストーブをご使用になる前には、必ず以下の箇所を点検し、安全に使用できるか確認してください。

【火をつける前に】
●燃料残量を確認し、ペレットを補給する ●燃焼皿(ロストル)に残った灰を除去する ●窓ガラスの汚れをふく
【必要に応じて】
●灰受箱にたまった灰を捨てる

必ず1シーズンに一度、ご購入いただいた取扱店へメンテナンスをご依頼ください。

【シーズンオフメンテナンス】
●排気ファン ●排気筒の灰の除去 ●炉内 など

※より詳しいお手入れ方法については、商品一覧ページから機種ごとのお手入れ方法、あるいは取扱説明書をご覧ください。

使用方法
  1. 燃料タンクにペレットを補給します。
  2. 燃焼皿(ロストル)の掃除を行います。
    (クリーニング機能を使用すると、灰の飛散が軽減できます)
  3. 窓ガラスを固く絞った雑巾などできれいに掃除します。
    (黒い煤がこびりついている場合には、水にぬらした雑巾に灰をつけ、汚れをこすってください)
  4. 運転ボタンを押し、点火させます。
灰の量

ご使用のペレットの樹種や種類にもよりますが、一般的に木質ペレットの灰の量は約1%以下と言われています。ペレット燃料を100kg(10kg入り×10袋)燃焼させると、約1kg以下の灰が残る計算です。

メンテナンスが必要です

ペレットストーブはエアコン等と異なり木を燃やしますので、必ず灰が発生し、ストーブ内部や排気筒内へ蓄積します。灰が溜まったままペレットストーブを使用し続けると、排気の経路が塞がっていますので、不完全燃焼や排気不良、タンク内への逆火など重大な事故へつながる恐れがあります。ペレットストーブを購入したら、必ず1シーズンに1度、ご購入いただいた取扱店へメンテナンスをご依頼ください。


Q&A

「FF式」と記載されている機種は、「FE式」では施工できませんか?
FE式でも施工可能です。その場合には、使用する排気筒や設置寸法が異なる場合があります。
施工方法などについては取扱店へご相談ください。
また、気密性の高い建物など、FE式での施工が適さない建物もありますのでご注意ください。
設置したい建物の壁の厚みが235mm以上ありますが、設置できますか?
標準の給排気筒を使用した場合、壁の厚さは235mmまで対応しています。もし壁が235mmよりも厚い場合には、壁内へ取り付ける「給排気延長アダプタ(オプション)」を使用すれば、1個につき150mmずつ壁貫通部を延長することができます。
ご必要の際には、取扱店へご注文ください。

Page Top